火葬式（直葬）とはもっともシンプルに葬儀をする方法です。通夜、告別式等の儀式的なことは一切行わず、ご逝去後24時間以上経過した後（法律で24時間以内は火葬をしてはいけないと決められています）、ごく近い親族でお別れをし、出棺、火葬を行ないます。
2013年度、関東圏ではこの「直葬」が5人に1人の割合で行われており、今年度は全体の25％に達すると予想されています。ただ、単純に費用が安いからという理由だけでなく、高齢化による会葬者の減少や価値観の変化により、葬儀は簡略に済ませ、日を改めてホテルやレストランで親族、友人知人を招き「お別れの会」「偲ぶ会」などを行なうなど、経済的にゆとりのあるご家族でも直送を希望する方が増えています。
葬儀に何百万円も使うより、他のことで有効に使いたいと考える人が多くなり、近年急速に葬儀全体が変わりつつあるのが現状です。

一般的にお通夜〜告別式と2日間に渡って行われるお葬式を、告別式のみ1日で行う葬儀プランです。

●火葬の1時間前より告別式（お別れ会）を行います。
●遠方からの参列者もいるので1日で通夜と告別式を終えられます。
●ご遺体は告別式までお預かり可能ですが、ご希望でしたら納棺安置をいたします。
（ゆっくりと一晩ご一緒に身内だけでお過ごしになりたい方はお申し出ください）

故人が亡くなった事を広く知らせず、故人の家族や近しい親戚、友人のみで小規模に行われる葬儀のことです。
近親者での火葬を目的とし、対外的な意味合いでの葬儀としては後日に執り行うものが本来の意味合いでしたが、（芸能人や政治家、企業の経営者などが亡くなった場合、近親者のみで「密葬」をし、後日一般向けの「お別れ会」を催していることなど）近年は本葬を行なわない「密葬」も増えています。
「密葬」は小規模という点で「家族葬」と混同されがちですが、本来は同意語ではありません。

先に親族のみで火葬をし、その後お寺にて遺骨と遺影写真にて告別式を行うお葬式です。実家や親族が離島にいる、告別式に集まるのに時間がかかる、遺体の損傷がある、故人の出身が東北であるなどの方は、骨葬とされる場合が多いです。
菩提寺のある方は事前にご相談、打ち合わせをされることをお勧めいたします。また菩提寺のない方はご相談ください。